「子供に図鑑を買ってあげたいな。でもたくさん種類があってどれから買ったらいいの?」
「まだ子供が小さいから、いきなり詳しい内容の図鑑を買っても使いこなせるかわからない・・」
そんなお悩みのママにうってつけの図鑑がありますよ。
それが《講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん みぢかないきもの》!!
我が家はMOVEシリーズはすでにいくつか揃えているんですが、それでもやっぱり面白い!
今回はそんな魅力たっぷりの『はじめてのずかん みぢかないきもの』をレビューしちゃいます。
これをファースト図鑑にすれば、図鑑好きになること間違いなしですよ~!
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『はじめてのずかん みぢかないきもの』はコンセプトがすごい!
講談社の動く図鑑MOVEシリーズ最新刊、『はじめてのずかん みぢかないきもの』は脳医学者である滝靖之先生が監修されています。
この図鑑の一番の特徴は『読み聞かせる』のに適した図鑑だということです。
親から子への読み聞かせは愛着形成にとっても重要!
将来の学力へ直結するとされています。
この図鑑の狙いは
子供の好奇心を刺激するわくわくした内容の図鑑を読み聞かせ、学ぶことが大好きな賢い子を育てよう!
です。今までにない斬新な狙いですよね。
生き物の情報だけに限らず読み物やコラム、昔話まで載っているので、まさに読み聞かせに最適な内容なんです。
滝先生はじめての図鑑の監修にこんな言葉を寄せています。
大人も子どもも、「わくわく」しながら、目を輝かせ、いろいろなことに取り組めたら素晴らしいですよね。
「わくわく」の源は、知的好奇心。
そして、図鑑で世の中の広がりを学び、それを自然の中で実体験することで、知的好奇心は伸びていきます。
また、読み聞かせにより育まれる、親子の絆は、その好奇心より確かなものとし、子どもの世界を広げる土台になります。
本書が、子どもたちの無限の好奇心を引き出し、自然の奥深さを知る、最初の一歩となればうれしく思います。
MOVE公式サイトより引用
滝先生がこのような考えのもと作られている『はじめてのずかん』は、
まさに子供がわくわくする内容が満載!
小さな子供が出会う身近な生きものが網羅されていて、
- カブトムシ、ダンゴムシなどの虫
- ゾウ、キリンなどの動物
- ツバメ、カラスなどの鳥
- ドングリ、はっぱなどの植物
などなど、こどもたちの好きなものがめいいっぱい詰め込まれています。
まずは公式サイトでぜひ試し読みしてみてくださいね!
『はじめてのずかん』のおすすめポイント
生き物の種類が幅広い
『みぢかないきもの』というくくりなので、掲載されている生物の種類がとても豊富です。
図鑑ビギナーにとっては
いきなり鳥だけ!とか爬虫類だけ!などの
特定の生き物にだけフォーカスしたものだと挑戦しにくいですよね・・
この図鑑なら、ゾウやキリンなどの動物だけでなく、カブトムシやクワガタなどの虫、イルカなど哺乳類といった幅広い生き物を知ることができます。
ページ数が少なめ&ひらがな表記で一人読みもOK
他のMOVEよりページ数が少ないので、その分価格も少し抑えめです。
本体も軽くて、小さい子でも手に取りやすい!
情報もみっちり詰まっているというよりは、たくさん生き物の写真が載っている中に、解説程度に文章が添えられているくらいです。
写真やイラストが多いので、小さい子供に読み聞かせても飽きにくいです。
また全ページひらがな表記なので、小学校低学年なら自分ひとりで読むことも可能です。
やっぱりMOVEといえばDVDが秀逸!
MOVEシリーズなので、やはりDVDの出来はすばらしい!
映像が美しくて、迫力があります!ナレーションもうるさすぎずちょうどいいです。
収録時間は30分程度と短めで、1回見切るのにちょうどいい長さです。
他のMOVEシリーズのDVDは60分くらいのものもあるので、まだ3歳の長男は見切れないこともあるんですよね・・
『はじめてのずかん』は30分なので、ご飯を作っている間にちょっとだけなど見せやすいです。
『はじめてのずかん』のDVDのサンプル動画は公式サイトからどうぞ!
カバの画像などをクリックすると動画がはじまります。
図鑑を使って3歳の疑問に答えてみた
図鑑は親子で眺めるのもいいですが、やっぱり調べ事に使う習慣をつけたいですよね。
先日3歳の長男がちょうどいい質問をしてくれました!
長男「ママ~トンボさんは赤ちゃんの時なにしてるの~?」
私「図鑑で調べてみよっか!」(なんだっけ?小学生の時習ったけど忘れたな・・)
さっそく『はじめてのずかん』をチェック!
すると
トンボは幼虫の頃はヤゴと呼ばれ、水の中で生きている。
その後成虫としてトンボになり、空を飛ぶようになる。
ということがわかりました。
こういった疑問って、スマホでささっと調べるのもいいんですが
図鑑で写真付きで学ぶと記憶に残りやすいですね。
長男もその日から、トンボさんの赤ちゃんはヤゴなの~♪と得意げに教えてくれるようになりました。
親子で日常生活のちょっとした生き物の不思議について調べられる、ナイスな図鑑だと思ったエピソードでした。
『はじめてのずかん』のちょっと残念なところ
詳細な索引がない
『はじめてのずかん』は生き物が住んでいる地域ごとに、動物や虫などを紹介する形式をとっています。
目次も地域ごとに並んでいます。
生き物名ごとの索引がないので、
例えば「パンダみたい!どこにのってる?」と言われてもすぐにはひけません。
これはかなり残念!
MOVEシリーズの他の図鑑には索引があるので、『はじめてのずかん』にもつけてほしかったです。
生き物の知識については、名称の紹介がメイン
初めての図鑑として、よりとっつきやすさを重視しているのか、
写真メインで図鑑としての情報量はかなり少ないです。
生き物の紹介は名称のみのものが多く、たまにピックアップして生き物の生態がのっている、という感じ。
すでにうちにあるMOVEシリーズ「動物」なんかと比べると、断然少ないです。
ただ、これは《読み聞かせ図鑑》という立ち位置からすると仕方ないことかもしれません。
そのかわり「ものしりメモ」や「びっくりクイズ」といったコーナーがたくさん載っており、生き物の豆知識や子供でもとっつきやすいコラムが豊富に掲載されています。
この図鑑で興味をもったら、
さらにMOVEシリーズの図鑑「動物」や「植物」などでより詳しく調べてみる
といった使い方をすると知識量を補完できそうですね。
『はじめてのずかん』はこんな子供たちにおすすめ
以上を踏まえて、この図鑑がおすすめなのはこんな子供たちです!
- 図鑑を買うのは初めて
- 図鑑ってどんなものなのか、雰囲気を知りたい
- 身近な生き物について幅広く知りたい
- 絵本のようにぱらぱら眺められるライトな図鑑が欲しい
まとめ:まさにデビューにもってこいの図鑑です!
今回はMOVEシリーズから、読み聞かせ図鑑という新しい狙いで発売された『はじめてのずかん みぢかないきもの』についてレビューしてみました。
写真やコラムなどが多く盛り込まれており、図鑑ビギナーにとてもやさしい内容です。
まさに図鑑デビューにはもってこいの一品でした。
これからたのしく図鑑を生活にとりいれたいあなた!
ぜひこの図鑑からはじめてみてくださいね。
他にもMOVEシリーズのレビューしてます。
MOVE講談社の動く図鑑MOVE「鉄道」は長男がずっと読んでる大のお気に入り図鑑!
