「子供は欲しいけど、嘔吐恐怖症があって子供の嘔吐が怖い」
「子供が吐いた時、私に看病なんてできるのかな?」
そんな風に不安を感じている嘔吐恐怖症のあなた。
子供が生まれる前、私も全く同じことを考えていました。
そんな私も今では2児の母。
吐いてるところを見るのもダメ、吐いたものを見るのもダメですが、なんとか看病したり片付けしたりしていますよ♪
大丈夫!あなたもきっとできます。
この記事では私が子供の嘔吐が平気になるまでのエピソードを交えつつ、気持ちの整え方や実際に看病するときのコツについて書いていきます。
- 子供の嘔吐が怖くて妊娠をためらっているあなた
- 赤ちゃんの子育て中、いつかくる嘔吐の日が怖くてたまらないママ
この記事を読んで、少しでも心の準備ができるよう祈っています。
クリックで読みたい所へジャンプ
その日は突然やってきた!息子のマジ嘔吐
長男を出産してからというもの、常に嘔吐におびえていた私。
でもそんな私をあざ笑うかのように
赤ちゃん時代の息子はとにかく吐きまくり!!
毎日のようにミルクを吐き戻す日々・・
嘔吐恐怖の私、絶対絶命!?かと思いきや、意外と平気でした。
なぜなら赤ちゃんって音もなくけぽっと、真っ白なミルクを吐きだすだけなんです。
なので、嘔吐というか《白いよだれ》です。
だからまず、赤ちゃん時代の嘔吐はさほどおびえなくても大丈夫ですよ
しかしそんなある日、1歳になった息子がはじめて本気嘔吐!
抱っこしている時、なんの前触れもなく、声も出さずだばーーーっと吐きました。
とにかくびっっっくり!!!
息子はすっきりしたのか、満面の笑顔で悲壮感ゼロ。
私は何が起こったのかろくに理解できず、茫然としながら後片付けしました。
しばらくすると
「そうか、息子は嘔吐したのか・・」と実感がわいてきて
何度も思い出しては心臓がばっくんばっくん!手も震えてきた・・
でも・・でも・・・!!!
片付けできたぞーー!!!!
その後も「また吐くのでは・・?」と相当おびえつつ、抱っこしたりスポーツドリンクをちょっとずつ飲ませたり。
ほんの少し自信がついた瞬間でした。
その時から私は、息子の次の嘔吐に備えて気持ちを整えるようになりました。
嘔吐恐怖症のママが子供を看病する時の気持ちの整え方
子供の嘔吐が怖くたって立派な母親。自分を認めてあげよう
まずは、嘔吐恐怖=悪いこと、直すべきことというイメージはこの際捨てちゃいましょう!
怖いものは怖い!だから子供が吐くのにおびえるのはしょうがないことです。
つい、嘔吐恐怖症について他人の目や意見が気になりませんか?
でも実際、嘔吐する子供の看病をビビりつつも懸命にがんばっている今となっては
『嘔吐が怖いくらいで、母親失格なんてことはない!』
と断言できます!!
人間なんだから誰にだって苦手だったり怖かったりするものはあります。
例えば、私の旦那はちょうちょが大の苦手。
子供の前だろうが大人の前だろうが、触ることはおろか見ることもダメ。
だからといって旦那を嫌いになったり父親失格などとは思いません。
それと同じです。たまたま嘔吐が苦手なだけなんです。
恥ずかしくも、みっともなくもないですよ。
嘔吐が怖くて泣きながら、おびえながら看病することになったって立派な母親!
実は子供の嘔吐はそんなに怖くないことを知ろう
つい、嘔吐って恐ろしくて得たいのしれないものとして恐怖がつのりがち。
でも子供の嘔吐って実はあんまり怖くないんですよ!
子供は吐くとき、声をほぼ出しません。
ちい~~~さな声で「げ・・」くらいです。
私は大人のオエー!!っていう声が怖くてたまらないのですが、それとは全然違いますので、まずは安心してくださいね。
しかも!実際に嘔吐しているところに出くわさないこともしばしば。
キッチンで料理をしていて「なんか子供泣いてる~」と思って見に行ったら
あれ?すでに吐いてる!?
なんてことも。
子供って吐く前後は意外とケロリとしているんですよね。
なので「いつ吐くんだろう?今か?それとももう少し後か・・?」
っていう恐怖の待ち時間(?)のようなものはないことが多いです。
あの時間って本当につらいですよね。恐怖がどんどんつのっていく・・
でも子供の場合はほぼそんなことないのでこちらもご安心を!
こうしてみてみると、子供の嘔吐って実は大人と全然違うんですね。
とはいえ、子供の嘔吐だって怖いものは怖いし、つらい。
次に、そんな私が普段から工夫している看病のポイントをお伝えしていきます。
嘔吐恐怖症のママが子供の嘔吐を看病する時のコツ
子供が嘔吐するときはなるべく後ろに位置取りする
私は子供が嘔吐する様子を見るのが、どうしてもダメです。
見てしまうと動機がして恐怖も倍増!その後の看病にも身が入りません。
そこで、子供がいざ吐く!という時はささっと後ろに回り込んで、口元にビニール袋を差し出すことにしています。
そして、吐いてる間は全神経を子供の背中をなでることに集中!
これが私にとっては効果絶大でした!
ほんの数秒の工夫で、その後の気分が全然違います。
あとはのどを詰まらせていないか、確認すればOKです。
口元に添えやすい入れ物に匂いのもれないビニール袋をかぶせておけば後の処理も完璧!!
もしくは嘔吐用のエチケット袋を利用するのも手です。
吐いたもので汚れたら全て即捨て!見ないで済むようにしよう
吐いたものを見るの、つらいですよね。洗うのも、しんどいですよね。
そんな時は、『吐いたもので汚れたものは即捨てる!』と決めてしまいましょう。
私は普段から、使い古したタオルはとっておいて、息子が吐いたらそれで拭く!
そして躊躇なく臭わないビニール袋に包んで捨てています。
また、息子が吐くかも・・?という時は、着古した服に着替えさせておき、いざ吐いたら脱がせてもちろん即捨て!
布団で急に吐くときもあるので、ペット用のシーツを子供の頭の下にひいておくと、布団が汚れず、これだけ捨てられるのでおすすめですよ。
とにかくすべて捨てて何もかも洗いません!
これで、少しでも吐いたものを見る時間が減らせますよ~!
そして、匂いも恐怖を煽るし、気分が悪くなるので、すぐに使い捨て手袋をして次亜塩素酸ナトリウム入りの消毒薬で入念にふきふき!!
胃腸炎だった場合には、ママへの感染を防ぐこともできて一石二鳥ですね。
そして現在の私は・・
いろいろと試行錯誤しつつの毎日ですが、まだぜんっっっぜん嘔吐恐怖自体はあります。
相変わらず大人が吐くのはめちゃくちゃ怖いし、なんなら病院などで他の子供が吐くのもすごく怖いです。
でも我が子の嘔吐に関してだけは、かなりマシになりました。
内心「ひえーーーん!」と思いつつも、なんとか対応しています。
なんせ息子は熱だろうが、お腹の風邪だろうが、便秘だろうが、食べすぎだろうが
とにかく吐く!
回数をこなすうちに、慣れるという治療を行っているようなものですね。
私ですら大丈夫だったんです。
あなたも大丈夫です。慣れる日がきっと来ますよ。
自分の嘔吐に関してもかなりマシになってきました!合わせてチェックしてみてくださいね。

まとめ:嘔吐恐怖症があっても子供の嘔吐の看病はできる!
嘔吐恐怖症にとって、子供の嘔吐が看病できるかは本当に深刻な問題ですよね。
他の方には理解できないことなのでしょう。
心配のままでいいです。無理に世間に合わせようとしなくていいです。
ありのまま、不安でいてもいいと思います。
いつか自然と子供の嘔吐に遭遇する時がきます。
でもきっとその時は、あなたも必死に子供を励ましたり、片づけたりできますよ。
母親ってそんなもんだと思います。
その時のために、この記事がほんの少しでもお役に立てれば幸いです。